観劇・読書メモ 22平成27年5月15日~8月22日の実況です。項目ごとに、日付を遡る形で記載しています。ひとつ前の 平成27年1月22日~5月14日 の実況はこちら。 ひとつ後の 平成27年8月23日~10月31日 の実況はこちら。 観 劇: 【観劇マナー】 上演中、コンビニのビニール袋やノド飴の小袋のシャカシャカ音は、劇場じゅうに響きます。 ビニール袋は手元に置かず足元に。ノド飴は開演前に口に含む。 上演中は、暑くても扇子で あおがない。(扇子がちらちら動くと周囲や後ろの人たちに目障り!) 270822 もとの黙阿弥 @ 新橋演舞場 作: 井上ひさし、演出: 栗山民也、出演: 片岡愛之助、貫地谷(かんじや)しほり、真飛聖(まとぶ・せい)、波乃久里子、床嶋佳子(とこしま・よしこ)、渡辺哲(てつ)、酒向芳(さこう・よし) (3幕3時間の長篇芝居。主従のなり代わりや劇中劇の多用など、沙翁劇を彷彿とさせる。愛之助さんの余裕の藝達者。貫地谷しほりさん、かわいいね。真飛さん、歌唱の見せ場あり。若い男優諸氏が、素人芝居すぎたのが残念。) 270813 ウーマン・イン・ブラック <黒い服の女> @ パルコ劇場 作: Susan Hill 脚色: Stephen Mallatratt 演出: Robin Herford 出演: 岡田将生、勝村政信 (第2幕でお化け屋敷的怖さが入り始めるが、何といっても一番怖いのは幽霊拡散のオチだ。看板通り、怖かった。カテコの前の闇がもう少し長くてもよかったね。) 270728 英国ロイヤル・オペラハウス版 The Soldier's Tale (兵士の物語) @ 東京藝術劇場プレイハウス 音楽: Igor Stravinsky 出演: Adam Cooper, Laura Morera, Sam Archer, Alexander Campbell (上演時間60分。ぼくにとっては豚に真珠だったかもしれない。ゴシックな舞台美術。4人のダンサー。自由とカネと藝術と愛を次々に取っ換え引っ換えするしかないのがこの世だねとの寓意か。最後に唐突に登場する獣人が兵士を奈落に落とす含意が不明で、尻切れトンボの感じ。) 270723 ブロードウェイミュージカル Gloriously Broadway Sister Act (天使にラブ・ソングを… ~シスター・アクト~) @ 東急シアターオーブ 作: Cheri Steinkellner & Bill Stenkellner 作曲: Alan Menken 出演: Renee Veronic Freeman, Maggie Clennon Reberg, Lamont O'Neal, Kolby Kindle, Emily Kay Shrader, Gordon Gray (予想を大幅に上回る盛り上がりだった。カテコでは早々に「尼さん」たちが客席通路に降りてきて、立て立て!とあおる。主役の Deloris van Cartier (何ちゅう名前や!)はほんとは Kerissa Arrington という別の女優さんなのだが、ダブルキャストの Renee さんも後半は火がついてノリノリでしたね。小柄でかわいい尼さん Mary Robert を演じる Emily さんを単眼鏡で追いました。右隣りの咳払い爺を幕間に奥さんがバッチリ指導してくれて、第2幕は快適。) 270630 ブロードウェイミュージカル Jersey Boys: The Story of Frankie Valli & The Four Seasons @ 東急シアターオーブ作: Marshall Brickman & Rick Elice 作曲: Bob Gaudio 出演: Hayden Milanes, Matthew Dailey, Drew Seeley, Keith Hines, Thomas Fiscella (「ジャージー・ボーイズ」来日公演。3列目ど真ん中、舞台の4人と目が合う席で観た。映画を観たときは、これがどう舞台空間に収まり得るのか不思議だったが、舞台セットを簡素にすることで想像力は広がり得るのだ。真後ろの爺ィが弱音咳払いを続けるので幕間で注意したら静かになったが、右隣りのパパが終盤で手をしきりに動かし迷惑。カテコでは standing ovation 開始のタイミングが絶妙に早く、いい盛り上がり。) 270627 オペラ 沈黙 @ 新国立劇場オペラハウス 原作: 遠藤周作、台本・作曲: 松村禎三、演出: 宮田慶子、指揮: 下野竜也、出演: 小餅谷哲男、黒田博、星野淳(じゅん)、高橋薫子(のぶこ)、与田朝子、島村武男、新国立劇場合唱団、東京フィルハーモニー交響楽団 (メロディアスな要素は排し、不協和音には一歩手前で踏みとどまり、納得のいく劇的空間。3度登場する歌う少女たちの一群が一陣の風のようにすがすがしい。観てよかった。真後ろの婆ァが上演中にバッグのファスナーを開け、がさがさビニル袋からタオルを取り出す暴挙。幕間にぼくが注意するよう配席したのも神の配剤だろう。) 270617 京劇西遊記2015「二人悟空真贋争」 @ 東京藝術劇場プレイハウス 湖北省京劇院 程和平、董宏利 (まさに「二人悟空」で、孫悟空に化けた六耳獼猴(ろくじびこう)といい、その手下らが化けた三蔵法師・沙悟浄・猪八戒といい、最前列ど真ん中のぼくの席から見ても本物役と区別がつかない。この趣向、そして大立ち回りを象徴するアクロバットが売りだが、ストーリーが単純すぎて飽きる。冒頭と最後の音楽にエレクトーン入りのオーケストラ録音を使っているのも興ざめ。ちと大衆迎合しすぎた京劇だった。) 270613 東海道四谷怪談 @ 新国立劇場 中劇場 作: 鶴屋南北 演出: 森 新太郎 上演台本: フジノサツコ 出演: 内野聖陽(まさあき)、秋山菜津子、平 岳大(ひら・たけひろ)、花王おさむ、小野武彦 (江戸の日本に沙翁ありきの言も納得。舞台美術も簡にして華麗。いくつもの場面が浮世絵版画のように目に焼き付いた。とくに最後の盛大に舞い散る花の下の剣戟。女優ひとりを20人の男が囲む。お岩以外の女性はみな男優が扮した。) 270611 キャラメルボックス 30th vol.2 Courage of the Wind @ サンシャイン劇場 脚本・演出: 成井豊 出演: 原田樹里、畑中智行、渡邊安理、福本伸一、西牟田 恵、筒井俊作 (久々にキャラメルボックスの公演を観て、劇団員のノリの良さがぼくにそのまま乗り移ってハイな気分になれた。小田和正さんのテーマ曲「風のように」もさわやかに耳に残る。荒唐無稽な幽霊もの設定なのだけど、最後しっかり じ~んとさせる。演劇って、すばらしい。このノリが研修講師の原点だと再認識し、来たる実技試験がこわくなくなった。終演後、成井豊さんのトークあり。早大でのテアトロ・フィフティ時代を入れると35年の演劇人生(高校の演劇部時代を入れると38年!)なんだって。) 270526 リーディング公演 スザンナ @ 新国立劇場小劇場 作: Jon Fosse 演出: 宮田慶子 出演: 青山眉子、津田真澄、山崎 薫 (イプセンの妻 Suzannah の青春期、中年期、老年期の独白。3人の読み手が節目ごとに位置を変える演出はあったが、やはり坐り読みの限界で、いかにも「本を読んでます」になった。台本にも山がなく、がっかり公演だった。) 270516 海の夫人 @ 新国立劇場小劇場 作: Henrik Johan Ibsen 演出: 宮田慶子 出演: 麻実れい、村田雄浩、大石継太、太田緑ロランス (意外にも「自由」や「責任」について正面から論じる台詞がぐっとくる劇だった。開演直前バルコニー席から、下の階の扇子男を注意した。劇場スタッフに「扇子の人に声掛けしてくれ」と頼んだのだが「空調を調整しますのでお待ちください」とアサッテの返事だったから、やむをえず。) イベント: 270820 シーズン4 第16回 奥泉光×いとうせいこう 文藝漫談 ゲーテ『若きウェルテルの悩み』 @ 北沢タウンホール (北沢二丁目) (なるほど『ウェルテル』は、思い込み男のとんでもないストーカー小説なわけだ。ぼくが読んだのは38年以上前だな。) 270624 美樂舎第309回例会 絵具メーカーのクサカベ見学 @ 株式会社クサカベ (朝霞市膝折町三丁目) (顔料をさまざまな液体で溶いて絵具にする理屈が理解できた。ウルトラマリンブルーを1チューブ分練り上げてチューブに封じる体験も。) 270523 美樂舎第308回例会 冬青社社長 高橋国博氏講演「写真コレクションと現在の世界の写真の動き」 @ TS4312 (四谷三丁目) (写真作品に巨万の価格がつくよう、例によってアングロサクソンの連中がショバのルールを作ったのだということが良くわかった。) 270507 天童大人プロデュース 詩人の肉聲とコトバとを聴く! 肉聲の復権を求めた Projet “La Voix des poetes (詩人の聲)” ―「目の言葉」から「耳のコトバ」へ― 第1250回 伊藤比呂美 @ ギャルリー東京ユマニテ (京橋二丁目) (ぼくが学生の頃、今をときめく女性詩人ピカ一だった人。今や米国に根拠地を置きつつ、あえてオシャレを拒否しているようだ。ぼくよりたった4歳上なのに、20歳くらい年上の感じ。伊藤さんに限らずだが、朗読の修練もせずに詩人の特権を振り回して朗読会をするものだから、演じた中身は素人さんだった。もう詩人の朗読会には行くまい。) 観 映: 270821 Tracks (奇跡の2000マイル) @ 有楽町スバル座 原作: Robyn Davidson 出演: Mia Wasikowska, Adam Driver, Rolley Mintuma (ぼく好みのミアさんが出てるし…と観に行ったら、想像をはるかに超えた衝動に突き動かされる人間の、いのちのレベルの陣痛と向き合う力作だった。絶体絶命をくぐり抜けた人間って、確実に変わる。) 270812 お光の縁談 @ 神保町シアター 脚本: 新藤兼人、出演: 水戸光子、佐野周二、河村黎吉 (昭和21年10月15日封切りの映画。銀座では既に夏祭りを「復興祭」と名づけている。お光と板前の意地の張り合いは、歌舞伎そのままだ。) 270811 ルンタ Lung Ta @ シアター・イメージフォーラム1 監督: 池谷(いけや)薫、出演: 中原一博 (中原一博さんは昭和27年生まれの建築家で、昭和60年に家族とともにダラムサラへ移住した。平成21年にチベット人の焼身抗議が始まってからは焼身者についての詳しい報告をブログしつづけている。中原さんとともにチベット人たちの話を聞き、さらに焼身のあったチベット本国の場所に立つ。池谷薫監督は昭和33年生まれ。) 270810 フリーダ・カーロの遺品 ― 石内都、織るように @ シアター・イメージフォーラム2 監督: 小谷忠典 (メキシコの著名な現代アーティスト Frida Kahlo の生涯がかくも悲劇に満ちたものだったとは。封印されていた彼女の衣服や靴、薬品などを昭和22年生まれの写真家・石内都さんが撮る過程を淡々と映しつつ、フリーダの母の出身地オアハカ州フチタンの祭礼の光景や刺繍作業のようすも交えて、フリーダを生んだ風土を伝える。放映後、小谷監督と写真家・亀山亮さんの対談あり。) 270806 さいはてにて @ 丸の内Toei 監督: 姜秀瓊(きょう・しゅうけい、台湾人)、出演: 永作博美、佐々木希、桜田ひより、保田盛凱清(ほたもり・かいせい)、臼田あさみ、村上淳 (心に沁みる映画だった。最後の「おかえり」のことばが深い。佐々木希さんの演技のひだ。) 270803 歌へ! 太陽 @ 神保町シアター 作: 菊田一夫、出演: 榎本健一、轟夕起子、灰田勝彦、竹久千恵子、高勢實乘(みのる) (昭和20年11月22日封切りの喜劇。恥ずかしながらエノケン出演の映画を初めて観た。「歌へ」は「歌ふ」の命令形。To the song ではありません。) 270727 Gemma Bovary (ボヴァリー夫人とパン屋) @ シネスイッチ銀座 Gemma Arterton, Fabrice Luchini (主演のジェンマ・アータートンさんのセックスシーン、とてもきれいだった。ぼくより8歳上のファブリス・ルキーニさんに感情移入できるのも、いいね。) 270724 日本タイ国際共同制作 Hand in the Glove (アリエル王子と監視人) @ ユーロスペース 監督: 稲葉雄介 出演: Chanon Rikulsurakan, 伊澤恵美子、Selina Wiesman, 篠井英介、石田えり (伊澤恵美子さんが出演と、画家・阿部清子さんの FB で見て。) 270717 The Godfather Part II (ゴッドファーザー Part II) @ 有楽町スバル座 作: Mario Puzo 監督: Francis F. Coppola 出演: Al Pacino, Robert De Niro, Robert Duvall, Diane Keaton, John Cazale, Lee Strasberg, Michael V. Gazzo (Part I も観たことがないのに先に Part II を観てしまったが、妥協のない制作、まことにみごとだった。ストーリーが行きつ戻りつするので、映画館でじっくり観るのが must だ。) 270623 The Trip to Italy (イタリアは呼んでいる) @ Bunkamura ル・シネマ Rob Brydon, Steve Coogan (ふたりの名優が披露する人真似のモトネタがいちいち解れば数段たのしい映画。寅さんを真似る役者を見ても寅さんを知らなければ So what? だからね。人生の達人たちとも言えるが、ぼくより6歳も若い昭和40年生まれのふたりだった。) 270616 The Cobbler (靴職人と魔法のミシン) @ TOHO シネマズシャンテ Adam Sandler, Dustin Hoffman, Steven Buscemi, Melonie Diaz, Ellen Barkin (変身ものの粋なプロット。冒頭 Lower East Side のイディッシュで語らうユダヤ人たちの世界に引き込むことで、別世界宣言をする。ちょっと安易だが「やられた!」感のネタ披露で、納得感を与えて終わる。 客席に、とにかく始終腕を動かし続ける、ビョーキな中年男あり、迷惑。) 270527 Ruggero Leoncavallo: Pagliacci (道化師) @ 東劇 指揮: Fabio Luisi 演出: Sir David McVicar 出演: Marcelo Alvarez, Eva-Maria Westbroek, George Gagnidze (平 270425 MET 公演。妻の不貞を見てしまった道化師だが、涙をかくして演じる田舎芝居の舞台で、相方を演じる妻に対して台本をかなぐり捨てて不貞の相手を問い質しはじめ、殺めてしまう。この心情の高まりをマルセロ・アルバレスさんがみごとに道化師カニオになりきる。必見の公演だった。) 270527 Pietro Mascagni: Cavalleria rusticana (カヴァレリア・ルスティカーナ) @ 東劇 指揮: Fabio Luisi 演出: Sir David McVicar 出演: Marcelo Alvarez, Eva-Maria Westbroek, George Gagnidze (平 270425 MET 公演。簡素な大道具だがモノクロに統一して宗教性に満ちた演出。許婚者に裏切られる Santuzza がヴェストブルックさんの入魂の演技だが、裏切られた側なのに怒りでなく悔悟の姿なのが、よく理解できなかった。いけずな Turiddu を誘惑する女性も、いい歌を聴かせてくれた。) 読 書: <図書館から借りて読了> 270816 昔には帰れない (ハヤカワ文庫、平成24年刊) R. A. Lafferty 著、伊藤典夫・浅倉久志 訳 (SF ともファンタジーとも言えない。壮大なホラ話をここまで生真面目に組み立てる思い切りと執念に、ほとほと感心する。) 270809 蒙古襲来 (山川出版社、平成26年刊) 服部英雄 著 (研究者諸氏は『八幡愚童訓』なる書に史料価値ありと見て荒唐無稽な歴史をつづってきたらしい。750年前のことが、今ようやく納得のいくストーリーとして再発見されるとすれば、20世紀の大日本のストーリーも同じことが起きるのか。『蒙古襲来絵詞』に台風のシーンが無いとはね。) 270801 経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書 (講談社、平成23年刊) 山田真哉 著 (平清盛が宋銭の導入に成功しながら、その成功ゆえに平家滅亡を招いた。納得の説き明かしだ。) 270729 ナショナリズム入門 (講談社現代新書、平成26年刊) 植村和秀 著 (第二次大戦の敗戦後、東欧地域にいた1,000万人以上のドイツ人が追放の憂き目にあい、1950年の西ドイツ国民のおよそ6人に1人が東方から追放されてきたドイツ人だった、と。ドイツ・ネイションとセルビア・ネイションがそれぞれに経た歴史がよく理解できた。少数民族の焦燥行動に言及あり。まさに韓国人こそ、独立国にいながら「少数民族」意識を増幅させている民族だと考えれば、腑に落ちる。) 270725 中高年からの最短作家修業 (扶桑社、平成20年刊) 水野麻里 著 (自分に最適なジャンルに焦点をしぼって、時間をきちんと掛けよう。) 270725 ドラッカー名著集1 経営者の条件 (ダイヤモンド社、平成18年刊) Peter F. Drucker 著、上田惇生(あつお)訳 (原著は昭和42年刊 The Effective Executive. ) 270720 新・知の技法 (東京大学出版会、平成10年刊) 小林康夫・船曳建夫 編 (佐藤良明「安室奈美恵への道」は R&B(ファとシを抜く)と四七抜きの発想類似を指摘。エリス俊子さんの蕪村の句を巡る論考。小林寛道「100メートルをより速く走る」。) 270719 漢字と日本人 (文春新書、平成13年刊) 高島俊男 著 (基礎から順を追って論じ、漢字制限・字体いじりの暗愚の政策への批判に向かう。戦後の漢字政策の杜撰さは、政策推進者らが漢字廃止を究極目標としていたが故に、途中の「暫定状態」をテキトーにあしらったから。カナモジカイの松坂忠則は万死に値する。こいつが国語審議会の議論を威圧した。) 270711 漢字雑談 (講談社現代新書、平成25年刊) 高島俊男 著 (波長の合う本だ。漢字制限の余波による「名誉棄損」「膨張」のようなブザマな書き方をいさめている。わたしも心したい。) 270708 知の技法 東京大学教養学部「基礎演習」テキスト (東京大学出版会、平成6年刊) 小林康夫・船曳建夫 編 (「平均値」に納得性がないときに使える「最頻値(モード)」という概念があること、知らなかった! 組織の中で生きる便法として「指示が出されても、やり過ごしているうちに、立ち消え」を待つ手! 聞き手が知らないことを話そうとしてムリをし、講演内容を分りにくくしがちだという戒めも役立ちそう。) 270705 ウィニング 勝利の経営 (日本経済新聞社、平成17年刊) Jack Welch with Suzy Welch 著、斎藤聖美(きよみ)訳 (ちょうど研修講師業に転職しようと考えていたとき「天職」の章を読んで天啓を得た思いだったが、さにあらずだった。米国実業界が基本動作として従業員の下位10%は首切り対象と考えている現実の風景を見せられて、軽いカルチャーショックを感じる。風聞知と風景知の差。リーダーシップの成功とは「他人を成長させること」との指摘に共感す。) 270625 世界の富の99%はハプスブルク家と英国王室が握っている (宝島社新書、平成24年刊) 真田幸光 著 (二流編集者がテキトーにまとめた感あり。ギリシア危機の構造は分りやすく書かれていたな。スイス、シンガポール、イスラエルを親密に付き合うべき情報国家と位置付けているのは納得。) 270624 経済学を学ぶ (ちくま新書、平成6年刊) 岩田規久男 著 (割引特典は、需要の価格弾力性の大きい消費者層に向けられるという指摘は、なるほど。ユートピアでは、個人的欲望は共同体に対する愛と献身の前に否定され、画一化された共同生活を強いられるのだと。地獄だ! キャピタルゲインは課税対象とはなるが国民総所得に含まれないのだと。) 270622 多民族の国イギリス 4つの切り口から英国史を知る (春風社、平成20年刊) 唐澤一友(かずとも)著 (英国のケルト系人はイベリア半島出身と。これで th の音と現在進行形をスペイン語と共有する秘密がわかった。アングロサクソン人はケルト人が傭兵として招き入れ、母屋を取られた。紋章についての記述がやや冗長。古英語の cw-, c, sc, hw が仏語綴りの影響で qu-, ch, sh, wh となったとは!) 270621 Google英語学習法 Googleでネイティブ英語がスラスラ書ける ペラペラ話せる (主婦の友社、平成23年刊) 藤田英時(えいじ)著 (『英語学習の極意』で書きたいと思いながら果たせなかった Google 活用法をズバリまとめた本。わが意を得たり。) 270619 「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書、平成12年刊) 谷岡一郎 著 (いわゆる世論調査のゴミぶりを暴露。単に相関関係がある2つの事象に対して、調査実施者が望むような「因果」をでっち上げる例が、泣ける。) 270607 英米人の発音が聞き取りにくいのはなぜ? (湘南出版センター、平成14年刊) 鈴木啓之(ひろゆき)著 (「音節末の子音を破擦させず口構えだけで終わる」「音節末の子音が次音節の母音とつながる」ケースを徹底練習。音読加速の方法論を語る2つのポイントだね。) 270607 英語は音読で伸ばせ! 子供を英語好きに変える、中学からの勉強法 (桐原書店、平成22年刊) 安河内哲也 著 (小学生のときに英語に対するプラスイメージを植えつけることの大事さを語っている。音読が主題だが、加速効果には言及なし。) 270607 アイデアのつくり方 (阪急コミュニケーションズ/ティービーエス・ブリタニカ、昭和63年刊) James Webb Young 著、今井茂雄 訳 + 竹内 均 解説 (原著 A Technique for Producing Ideas.) 270606 ウェブは資本主義を超える ― 「池田信夫ブログ」集成 (日経BP社、平成19年刊) 池田信夫 著 (著作権が期間を長くすれば良いというものではないとの指摘、蒙を啓かされた。少なくとも、過去に遡って権利を延長しても、儲かるのは流通業者だけだ|平成18年頃にはGoogleの向こうを張って経産省が音頭で「日の丸検索エンジン」を開発する動き|情報社会では「関心」に希少価値と。だから関心を射止める広告が栄える。) 270605 本が好き、悪口言うのはもっと好き (大和書房、平成7年刊) 高島俊男 著 (第4章の「<支那>はわるいことばだろうか」は永久保存だ。老子と道教はほんらい無関係だが、道教のほうで勝手に老子を神にしたと。李白が佳きは古詩と七絶、杜甫は律詩・排律。) 270531 資本主義と自由 (日経BPクラシックス、平成20年刊) Milton Friedman 著、村井章子 訳 (昭和31年6月に行われた講義録だ。今読んでも全く古びていないどころか、偉大な預言の書である。かりに本書を高校時代に読んでいたら経済学部を志したかもしれない。≪特定の職業、年齢層、賃金層、労働団体、産業に所属する人を助けるのではなく、あくまで貧しい人を助けるようなプログラムを設計すべきである。機械的に運用できるという点で最も望ましいのは、負の所得税である。≫(347頁) ≪人は等しく自由権を持っている。人と違うことをする過程で、大勢が暮す社会のあり方に一層多くの貢献をする可能性がある。≫(353頁)) <積ん読(つんどく)本、ようやく読了> 270520 無限の空間 (小学館、平成6年刊) 加山又造 著 (昭和34~59年の美術雑誌や新聞への寄稿を集めた。古典作品への批評、とりわけ中国の元・宋代の水墨画の論考がよい。) <平成260817 以降に購入・受領/読了> 270822 後民國 ― 没人共和國 (台湾台北・田園城市文化事業有限公司、平成23年刊) (平成23年に台湾の高雄市立美術館で開催された、アイロニーに満ちた現代アート展の図録。) 270822 自転車賛歌 20キロ文明への憧れ (ぺりかん社、昭和48年刊) 真鍋 博 著 (尊敬する真鍋博さんの、イラストが発想を主導するかのような変り種自転車の文明論。) 270820 Alicia en el Pais de las Maravillas (Editorial RM - Barcelona 昭和53年刊) Art Studium, Valencia 画 (スペイン語の超要約版。) 270817 陸軍落語兵 (ちくま文庫、平成20年刊。原著は昭和46年に立風書房・刊) 春風亭柳昇 著 (どなたかの Facebook で見て。) 270815 「スサノヲの到来 ― いのち、いかり、いのり」展 図録 (読売新聞社、平成26年刊) (以前 不忍画廊でこの図録を見てから、松濤美術館の展覧会は必見と心に決めていた。図録が展示の2倍充実している。) 270814 Modern Taste: Art Deco in Paris, 1910-1935 (Fundacion Juan March, Madrid 平成27年刊) (平成27年3月26日~6月28日、マドリッドで開催された展覧会の図録。Bunkamura で1万6千円で買った。) 270810 新20週俳句入門 第一作のつくり方から (立風書房、平成12年刊) 藤田湘子 著 (今さらではあったが、湘子先生の一般大衆向け語り口に触れてみたくなり。) 270810 完本 一月一話 ―読書こぼればなし― (岩波書店、平成7年刊) 淮陰生(わいいんせい)著 (岩波が出した本の中でも極めてまともな部類と記憶し、かつて買ったことがあるが再購入。淮陰生氏の文体は、中高生のぼくの憧れの的だった。今読むと、けっこう左がかってるのもあるね。) 270729/0731 Vento (Withstand Books、平成26年刊) Virgilio Villoresi 著、Virginia Mori 絵 (もっとも素朴な偏光板アニメ絵本。みうらじろうギャラリーで購入。) 270719 「伝説の洋画家たち 二科100年展」図録 (産経新聞社、平成27年刊) (それぞれの作品のみごとさに打たれて、東京都美術館で購入。) 270717/1205 秋山祐徳太子の母 (新潮社、平成27年刊) 秋山祐徳太子 著 (銀座四丁目 Gallery 58 の出版記念展で、サイン本+作家自作のブリキのしおり(使用不可)+紙しおりで1万円(限定50セットの残り5セットほどのうち)のを購入。作家自身も画廊奥で雑談していた。) 270714 週刊アンポ 第2号 (週刊アンポ社、昭和44年12月刊) (横尾忠則さんの EISAKU SATO なる表紙イラストを入手したくて、売価100円の本誌をビリケンギャラリーで1,000円で購入。) 270714/0802 かめ ―甕― (「カオス・シチリア物語」より) (ビリケン出版、平成27年刊) 飯野和好(かずよし)著 (シチリア島の物語を江戸期の日本に移して絵本にした。素朴な味わい。) 270710/0809 「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 (文春新書、平成27年刊) Emmanuel Todd 著、堀 茂樹 訳 (この「ドイツ帝国」とは拡大 EU のこと。強大な重層構造の経済圏だが、ほんとに「世界破滅」かよ? 題名は多分にこけおどしだが、EU という表づらがドイツ君臨の事実を覆い隠しフランスもが隷従している構造は理解できた。≪中国はおそらく経済成長の瓦解と大きな危機の寸前にいます。≫(118頁) ≪自由貿易は諸国民間の穏やかな商取引であるかのように語られますが、実際にはすべての国のすべての国に対する経済戦争の布告なのです。≫(217頁)) 270710/15 習近平の中国 (新潮新書、平成27年刊) 宮本雄二 著 (前半の解説は、中国の政権構造のなりたちがよく分る。中央政策研究室や国家安全委員会の役割が興味深い。習近平の父・習仲勲が苦労人かつスジを通した軍人で、そのおかげで軍を早く掌握できたのが習近平だ。宮本さんの筆致は媚びがなく好感が持てる。しかし、報道の自由と多党制こそ中国のための処方箋だと分っていても彼はそれを語らない。諦めているのだろう。≪(中国共産党は)とりわけ自分たちのコントロールできない社会空間の存在を嫌う。≫≪中国はまだ “自分探しの旅” をしているのだなとつくづく思う。≫) 270710/0820 沖縄の不都合な真実 (新潮新書、平成27年刊) 大久保 潤・篠原 章(あきら)著 (沖縄の反日2紙がじつは沖縄県庁や経済界ともグルで、本土からの沖縄振興資金の額を吊り上げるための役割分担をしてるだけ、という構図がよく分かった。) 270706 図解 「クレーム」切り返しの技術 (日本文藝社、平成23年刊) 神岡真司 著 270703 必ず黙らせる「クレーム」切り返し術 どんな相手にも通用するとっさのひと言 (日文新書、平成20年刊) 神岡真司 著 270703 「困った人たち」とのつきあい方 (河出書房新社、平成9年刊) Robert M. Bramson 著、鈴木重吉・峠 敏之 訳 270702 「困った人」の説得術 (日本経済新聞出版社、平成23年刊) 出口知史(さとし)・伊東 明 著 (隣の部で反対派運動家のあしらい方があまりにヘタだったので、参考にさせようと思い購入した4冊。読後に進呈するつもり。神岡真司さんの「切り返し術」の新書は地下鉄で隣に坐った客が読んでいて分りやすそうだったので購入。『「困った人たち」とのつきあい方』は原著 Coping with Difficult People 昭和56年刊だ。) 270629 Metropolitan Diary: The Best Selections from The New York Times Column (ニューヨーク William Morrow and Company, Inc. 平成9年刊) Ron Alexander 編、Susan Romano 絵 (あこがれの Metropolitan Diary. 和訳したいコラムだったが、英語で書籍化されて続篇が出なかったことが、なかなか売れないことを物語る。) 270629/0703 結果を出す人の30秒で話を伝える技術 (青春出版社、平成25年刊) Milo O. Frank 著、上原裕美子 訳 (原著 How to Get Your Point Across in 30 Seconds or Less は平成2年刊だ。ややタルい。) 270629/0630 ビジネスは30秒で話せ! 短く、魅力的に伝えるプレゼンの技術 (すばる舎、平成27年刊) Kevin Carroll/Bob Elliott 著、高松綾子 訳 (原著 Make Your Point! Speak Clearly and Concisely Anyplace, Anytime. 「30秒」は編集者が勝手につけたっぽいが、よくまとまった良書。原著は平成21年刊。) 270620 KBSの韓国語 |対訳| 正しい言葉、美しい言葉 (Hana/インプレスコミュニケーションズ、平成27年刊) KBSアナウンサー室韓国語研究会 編、架け橋人の会・前田真彦 訳 (朝鮮語そのものについて論じる文章は、教材として良さそうだ。) 270620 改訂版 韓国語 似ている動詞使い分けブック (ベレ出版、平成26年刊) 河村光雅・盧載玉・梁貞模 著 (朝鮮語学習の鬼門である動詞にフォーカス。名著の感あり。) 270616 ロジカル・シンキング Logical Communication Skill Training 論理的な思考と構成のスキル (東洋経済新報社、平成13年刊) 照屋華子・岡田恵子 著 (業界の基本書。) 270616 Beautiful Nightmares (Soleil Editions/Venusdea 平成23年刊) Nicoletta Ceccoli 著 (長谷川友美さんの世界を雲海に昇華させたような、すばらしい画集絵本。) 270615 赤の魔笛 Magical Sound in Red (朝日新聞社、平成13年刊) 横尾忠則 著 (昭和62年~平成12年の絵画作品集。著者書名入り。) 270615/16 世界一やさしい問題解決の授業 (ダイヤモンド社、平成19年刊) 渡辺健介 著 (たしかに解りやすい。学校の授業なら、国語の一環?) 270615 新版 考える技術・書く技術 問題解決力を伸ばすピラミッド原則 (ダイヤモンド社、平成11年刊) Barbara Minto 著、山崎康司 訳 (業界の基本書。) 270614/0619 「ピラミッド構造」で考える技術 (すばる舎、平成22年刊) 中村俊介 著 (アルー社の「ロジカル・θiンキング」講座の基本書。) 270610 英語で学ぶMBAの授業 (中経出版、平成20年刊) 藤井正嗣(まさつぐ)・Richard Sheehan 著 (想定外に「ゆるい」本だった。) 270604 DUO(デュオ)3.0 (アイシーピー、平成12年刊) 鈴木陽一 著 (すごく売れている教材だが、知らなかった。批評を求められたので買ったが、例文も実用的で変化に富んでいるし、英英辞典への導入役も果たせる編集になっており、良書だ。) 270601 パール判事の日本無罪論 (小学館文庫、平成13年刊。原著は慧文社、昭和38年刊) 田中正明 著 (著者・田中正明さんは、明治44年生まれ、平成18年歿。) 270601 Man Ray Portraits: Paris - Hollywood - Paris (Editions du Centre Pompidou 平成22年刊) Clement Cheroux 編 (極めて高品質のマン・レイ肖像写真集。解説はフランス語。この大冊をわずか4,255円で購入させてもらった。1桁ちがいの価格の趣。) 270528/28 じつは稼げる[プロ講師]という働き方 (阪急コミュニケーションズ、平成23年刊) 濱田秀彦 著 (即日読了。うん、なるほどね。) 270523/0909 僕のいた場所 (文春文庫、平成10年刊、原著 平成5年刊) 藤原新也 著 (イスラムのメンタリティや笠智衆さんの笑みのことなど。正直に見つめるいたずらっぽい眼がいい。) 270523 夜中の乾杯 (文春文庫、平成2年刊、原著 昭和62年刊) 丸谷才一 著 (Emma 誌連載エッセー。イラストは和田誠。) 270523 江戸村方騒動顛末記 (ちくま新書、平成13年刊) 高橋 敏(さとし)著 (現在の世田谷区宇奈根で文政11年(1827)に起きた騒動。) 270523 フィツジェラルド短編集 (新潮文庫、平成2年刊、平成24年改版) Francis Scott Fitzgerald 著、野崎 孝 訳 (短篇6篇。) 270523 雨ごもり (福武書店、昭和60年刊) 高橋揆一郎(きいちろう)著 (昭和56~60年に発表された短篇8篇。) 270523 藻を刈る男 茅盾短篇集 (JICC(ジック)出版局、平成3年刊) 茅 盾 著、宮尾正樹・白水(しろうず)紀子・伊藤徳也(のりや)訳 (昭和3~12年に発表された計7篇。) 270523/0609 紙の上の月 中国の地下文学 (JICC(ジック)出版局、平成3年刊) (北 島、史鉄生、萬 之、尹 明、劉索拉、葉曙明、高行健の計10篇の短篇。農民に嫁いだ元紅衛兵の女性の悲哀を描く萬之「雪――遠い風景」、文革期の焚書の狂態を描く尹明「飢餓」がよい。) 270523 かつて『チョイス』という名の英語教材があった (游学社、平成27年刊) 斎藤雅久 著 (テキスト文の2度出しを止め、著者の解説を短くして、原『チョイス』の全120篇の英文を全掲載してほしかった。本書には20篇のみ。) 270522 Tom Christopher (Galerie Tamenaga 平成18年刊) Gerard Haggerty 解説 (ギャルリーためなが で気になる作家のひとり。マンハッタンの街風景を描き続ける。解説が英仏2言語なのも気に入って「画廊の夜会」時に購入。) 270520 Kimio Kawaguchi Works 川口起美雄作品集 (彩鳳堂画廊、平成27年刊) (回顧展開催中の平塚市美術館で購入。) 270520 "英語のしくみ" が見える [基本動詞+前置詞]イディオム1000 (プレイス、平成18年刊) Christopher Barnard 著 (古い本なので、書名に「句動詞」を使わず、イディオムと言ってるところが嘆かわしい。[基本動詞+副詞/前置詞] と書くべきだし。) 270519 発信型英語 類語使い分けマップ (ベレ出版、平成27年刊) 植田一三(いちぞう)・長谷川幸男・Michy 里中 著 (「使い分けマップ」は全然マップになってない。書名は羊頭狗肉でした。内容も、一流の辞書から用例と説明を引けば誰でも書ける内容で、オリジナリティなし。ところで、この植田一三という人だが、たぶん名前だけ。実際に手を動かしたのは、長谷川・里中の2名だろう。) 270519 句動詞の底力 「空間発想」でわかる広がる英語の世界 (プレイス、平成25年刊) Christopher Barnard 著 (良書だが、この本も「動詞+副詞」型の句動詞のアクセントが副詞部分にあることに全くふれていない。2行で済むんだけどね。) 270519 英語はもっと句動詞で話そう 英米語データベース最頻出の400表現 (語研、平成25年刊) 日向清人(ひなた・きよと)著 (一語動詞から句動詞をひく形で編集したのは卓見。しかし「動詞+目的語+副詞」の語順を目的語の「初出・既出」とからめた論は、与しかねる。) 270516/17 「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」展 図録 (玄光社、平成27年刊) Maurie D. McInnis 著 (巻末の、写真入り高橋龍太郎年譜が必見。) 270515 Magritte: The Mystery of the Ordinary 1926-1938 (The Museum of Modern Art 平成25年刊) Anne Umland 編 (平 250928~260112 に MoMA で開催された展覧会図録。) 270515 「マグリット展」図録 (読売新聞東京本社、平成27年刊) CD: 270630 Jersey Boys: Original Broadway Cast Recording, Produced by Bob Gaudio (ワーナーミュージック・ジャパン、平成27年) (「ジャージー・ボーイズ」来日公演@シアターオーブで購入。) DVD: 270430 睡蓮の人 (トモヤス・ムラタ・カンパニー、平成15年) (Gallery MoMo Ryogoku の「村田 朋泰|edge」展で購入。採光のセンスが抜群のストップモーションアニメーション。) ジャンル別一覧
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